喫茶《Anneliese=Frau》

[ 1 ] アンネリーゼ - 2012-01-22 13:10:59
内装は黒を中心とした落ち着いた配色
店内にはピアノもあり
隅には楽士がアコーディオンを弾いている。
店員はアンネリーゼ一人だが馴染みのお客さんが
自主的に手伝ってたりする。
「いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ」
喫茶Annelieseは今日も平和だ。

[ 2 ] ルシアン - 2012-01-22 21:46:28
 淡い紺色の長い髪を持つ少年は、その日少々不機嫌であった。原因は冒険者ギルド内でのちょっとした事だったが、冬の気候も相まってか思うように気持ちが切り替えられないでいる。

 難しい顔で通りを進む彼は、軍服をセミフォーマルに仕立て直した上衣を纏うという出で立ち。襟元を立て、寒さに背を縮こませながら足を進めていると、ふと初めて見る喫茶店が目に入る。

(……帰って不貞寝をしよう。)

 家に帰って着替えもそこそこに寝台に丸くなる。暖炉を全力で燃やせばそれなりに快適だろう。

そう思い、そのまま素通りしようとした刹那、

「……ませ、ご注文をどうぞ。」

 店内から聞こえる微かな少女の声。
なんとなく声の雰囲気から美人との予感を覚え、気が変わったとばかりに踵を返す。

……それに、そもそも紳士が紅茶を飲んでも機嫌が治らなければ、他にどうしようと言うのだろうか。

 かくしてドアノブに手をかけ、店内に入るとアコーディオンの音色と暖気を感じた。雪というより雨の振る中進んできたので、上衣も髪もすっかり水に濡れてしまい、これではまるで濡れネズミだと自嘲気味に肩を竦める。

 大きなため息で感情を流せば、ドアを開いて店内へと。先ほどの声の主、つまり貴女を目で探しつつ幾分か悄然とした様子で口を開く。

「……紅茶、ある? あと、トーストもあると嬉しいな。もしあったとしたら片面焼きでバターも片方だけね。」

 少し疲れたような。不機嫌と空腹と、二つの要因によって生まれた笑顔の失敗作のような表情で告げた。

俯き加減に顔に掛かった長い髪を払いながら、いささか不安げな声色。

「……、無かったらこの際コーヒーでも大丈夫だよ……?」

 どうやらコーヒーが苦手らしい、ずぶ濡れの半エルフの少年は、アコーディオンの音色に興味を惹かれながら店内の入り口に佇んでいた。


[ 3 ] Garam - (PL発言) - 2012-01-22 21:47:29
はじめまして、こんばんはー。
喫茶店と聞いてついフラフラと……!
よろしくお願いしますー。

[ 4 ] Ellen PC - (PL発言) - 2012-01-25 22:21:35
すいません、ちょっと最近INしてませんでした。
これからもよろしくお願いいたします

[ 5 ] アンネリーゼ NPC - 2012-01-25 22:43:49
「紅茶と片面焼きのトースト です。」
 注文通りの紅茶とトースト それと形の崩れたオムレツを置く
 「あとこれは失敗さ...サービスです。ごゆっくりどうぞ....」
 濡れた少年を気遣ってか温かい料理を一品追加するアンネ
事務的に最低限のことをすると、隅の椅子に腰掛けて先まで読んでいた
 Cuento del dragónという本・・・
  をまた見始めた.....

[ 6 ] ルシアン - 2012-01-27 12:06:48
 注文を終えた後、上衣をハンガーにかけて窓際の適当な席へと腰掛ける。アコーディオンの奏者へ視線を向けながら、その日の出来事を回想して少々むっとした顔をしていたのだが、ふと間近に貴女の気配を感じて顔を上げれば紅茶とトーストと……おや、オムレツだ。

 少々不思議そうな顔をしながら貴女を見上げていると、サービスと聞いて「なるほど」と微笑みを浮かべる。失敗さ……とか聞こえたが、目の前の少女にそれを追求するのは無粋というものだろう。なんてったって可愛いし。一先ず笑んで頷けば紅茶に小さく口を付け笑みを深めて。

「ありがとう、良いお茶だ。」

 雨の中を歩いてきた物理的な冷えと、不機嫌による心の冷えが、紅茶の風味によって心地よく解れていく。カップを掲げながら、貴女が隅の椅子に戻るのを微笑みつつ見送って、トーストをひとかじり、紅茶を一口、トーストをかじり。

 不平を漏らしていたお腹は程ほどに満たされて体も温かくなってくると、店内の様子に思考を向ける余裕が生まれてくる。ふと、隅にて読書を嗜む貴女へと視線を移す。ぼんやりと貴女の横顔を眺めながら、本が好きなのかなぁ、などと考えつつ本の背表紙を見て首を傾げた。知らない本だな。

 といっても彼の書の嗜みなど精々ギルドの広報物を読む程度なので知らない本の方が圧倒的に多いわけだが……。などとごちつつ、フォークでオムレツを一口含み、眉をアーチ型に吊り上げた。……なかなかどうして、形は崩れているが油分が口の中で柔らかく広がる優しい味だ。驚きを顔に出さないように気をつけつつ、思わず微笑みを浮かべて口を開く。

「ねぇこれ! 失敗さ……げふん。」

 "失敗作なんてとんでもない!おいしいね。”と言おうとしたのだが、それは暗黙の了解というか、たぶん失言であろう。咳払いして誤魔化しつつ続ける。

「と、ともかく、おいしいオムレツだね。懐かしい味がする、誰かに習ったのかい?」
 
 咳払いを更に紅茶でごまかしながら、ゆったりとリラックスした様子で椅子に腰掛け、緑金色の双眸で明るい視線を貴女へと向けて。

[ 7 ] Garam - (PL発言) - 2012-01-27 12:07:58
いえいえ!
こちらこそよろしくお願いしますー。

[ 8 ] クリームヒルト - 2012-02-01 23:22:27
>アンネリーゼ、ルシアン

「ああ全く、やれやれですわ!」

ピアノの静かな旋律を無遠慮に突き破ったのは、一声だった。

入り口に立って、甲高い声を発したのは、一人の丸い少女だ。
高級感のある赤いマントに身を包み、ふんわり清潔にした長い茶髪を高く結びあげている。どこか気位の高そうな印象を与えるものだけど、今は霙でぺしゃりと濡れている。
店内に踏み入ってから、ふと気付いて少しだけ扉を開けた。外で指先で髪の水滴を落とす。

「本当に、外は寒いったらありゃしませんわよ!
 珈琲を頂けますかしら?温かいのでね。ああ、ミルクもお願いしますわ。」

店員らしき女性、アンネリーゼに向かって早口に声をかけた。
霙のせいか苛立っていると見られるだろう。水滴を散らしながら冷たいマントを少々乱暴に脱ぎ、両腕に引っ掛ける。盗まれる恐れがあるので、手元からは離したくなかった。

ええと、と唇に言葉を浮かべて店内を見回す。霙からの難民が多いのかしらん、空いている席が少ない。
さてどこに座ろうか。わたくしはただ、とりあえず一休みするためだけに来たのだ、どこでもいいのだが。
入り口から小股に数歩のところ、数秒の時を過ごしていた。

[ 9 ] クリームヒルト - (PL発言) - 2012-02-01 23:25:14
こんばんは、こちらも失礼します。
よろしくお願いします。

[ 10 ] クリームヒルト - (PL発言) - 2012-02-01 23:35:56
>>8
ちょっと訂正。
ピアノの静かな旋律→アコーデオンの落ち着いた響き。

[ 11 ] ルシアン - 2012-02-03 21:21:41
>クリームヒルト

 湯気立つ紅茶のカップを顔の前に掲げてアンネリーゼに話しかけていた頃だろうか、やれやれですわ!と、甲高い少女の声が聞こえて注意をそちらに向ける。

(どこかのご令嬢かな。)

 貴女の高級感漂う衣装と、立ち居振る舞いから高貴な気配を感じて小さく眉を上げる。ずぶ濡れの様子に窓へと視線を流せば相変わらずの空模様、外は寒いったらありゃしませんわよ!との言葉に目を伏せ微笑みながら「その通り」と小さく呟きつつ紅茶を一口含む。

 あまりジロジロと観察しては無粋だろうと視線を外し、紅茶の風味とトーストの香ばしさを楽しむ事に集中することにしたが、数秒の後、視界の隅に店内の入り口付近で佇む貴女が映り、ふと気がつき周囲を見回せばなるほど、店内は雨を逃れた人々で空席は少ないようだ。

 ふむ、と紅茶を片手に2秒ほど考えてそっと席を立つ。演奏の邪魔をしてはいけないとその場から呼びかけることはせず、静かな足取りで入り口付近に佇む貴女の前へ。

 話しかける前に聊か緊張を含んだ様子で小さく咳払い、遠い昔に習った作法を記憶の引き出しからなんとか引きずり出し、口元を陽気に持ち上げて緊張を振り払う。

「失礼、霙に遭われお疲れのご様子。もし宜しければあちら――」

先ほどまで腰掛けていた窓際のテーブル――紅茶と片面焼きのトーストが湯気を立てている席を指し、

「――のテーブルでお茶飲み話などいかがでしょう。」

心なし小さく腰を曲げながら、小柄な背を姿勢良く正して微笑んでいた。

[ 12 ] ルシアン - (PL発言) - 2012-02-03 21:23:36
>クリームヒルトPLさん
こんばんはー!こちらこそよろしくお願いします。

[ 13 ] アンネリーゼ - 2012-02-04 15:43:20
>クリームヒルト
・・・先のお客様にご注文を出したのも束の間、新たな来客があった。
珈琲を落としながら自分ではあまり感じないが外も寒くなっているらしいので
ストーブに薪を追加しておく
           "みっちりと"
 そして淹れ終わった珈琲をミルクと一緒に持っていきそれと
前に差し入れとして貰ったクッキーも添える。
・・・高級な物らしいがあまりアンネは気にしない。
「ごゆっくりどうぞ」




[ 14 ] クリームヒルト - 2012-02-08 06:57:11
>ルシアン、(アンネリーゼ)

ぱちっと目を見開いて、席を探す。抱えたマントから、水滴が足先に落ちるのを感じた。
店の最奥に一つの空席を発見して、そちらへ歩を進めようとしたところ、後から来た誰かがすいと脇を通って席へ向かった。
あっと小さく声を発する。普段なら争ってもよいところだが、この雨調子だ。とても争う気にはなれぬ。
はあやれやれと息を吐いた。店外へ引き下がることはプライドが許さぬ。手持無沙汰ゆえに店内でも一周しようかと思い立った。

その時、すいと目前に人が立つ。かれは──少女?
それ以外の思いがめぐる前に、その人は咳払いをした。

そして、ひとつの誘いである。

「──まあ!」

縦に大きく開いた口の前に、片手を当てた。
甲高く発した声ののち、驚きの表情は仄かな歓びのものへと移行する。

「……見上げた、好い心構えですわね!
 有難う御座います。ご好意に甘えさせて頂きますわ。」

ほうと息を吐き出して、礼に厚いようすのきみを眺める。
スカートを指で摘もうと思ったけれど、マントのために出来ない。せめてと頭だけ下げて、きみが示した場所へと移動し、何も置かれていない席につく。
珈琲とミルク、それにクッキーを出されれば小さく礼を言った。

ミルクを指先に置きながら、きみが席につくようすを見上げる。

「あなたのような親切な方がいらして、ラッキーでしたわ。
 こんなに混んでいるなんて、思いもしませんでしたもの。」

きみが席につけば、珈琲にミルクを多く注ぐ。

「ここは初めてなのですけれど、いつもこうなんですの?」

小さなスプーンが、カップの中で小さく鳴った。

[ 15 ] エレン - (PL発言) - 2012-02-12 11:40:47
すいませんちょっと遅れます。
これは自分が書いていいんですかね?

[ 16 ] エレン=スヴァンホルム - 2012-02-13 20:08:35
エレンは本から目を離さず、あまりよく聞こえないような声で、
「ここは50年ほど前に開店しました。もともと趣味の珈琲淹れがこうじて始めたようなものです」
昔を懐かしむかのようにさらにたんたんと言葉を紡ぐ・・・
「まあ私の本当の年齢はとか、そもそもそれが本当なのかどうかとかはお気になさらず。私は嘘が下手ですので」
でも、と付け加える。
「代わりにそれなりの老舗というのと珈琲の味だけは保証します」

[ 17 ] ルシアン - 2012-02-14 20:56:06
>クリームヒルト
(……うん、なんとか無作法は免れたようだ。)

貴女が驚きの表情の後に浮かべた表情を見ると、彼も内心の安堵が顔に出て、緊張気味だった陽気な笑みが少しほぐれた様子だった。
お辞儀には控えめに頷きを返し、貴女の向かいの席につく。
腰掛ける動作を続けながら、窓の外を一瞥、「親切な」と言われれば照れくさそうに眉を下げると「この天気ですものね」と苦笑した。

席に着き、貴女が珈琲にミルクを注ぐのを見ながら自分も受け皿を左手で支えながら紅茶を一口含み、コーヒーとクッキーを携えてきたアンネリーゼを見送りながら。

「実は僕も初めてなんです。 でも、それなりに繁盛はしているように思いますね、内装も綺麗ですし、奏者も居る。なにより――」

言葉を区切ると瞳にちらりと満足げな光を浮かべ、カップを掲げててみせる。

「紅茶がおいしいです。霙に降られなければ店に入ることはなかったでしょうから、悪いことばかりでもありませんね。」

カップを受け皿に置いて、受け皿をテーブルに置く。
それだけで幸せだ、とばかりに満足げな様子で目を細め、陽気に微笑みながら長い髪を指で梳いた。

[ 18 ] ルシアン - 2012-02-14 22:05:41
>(アンネリーゼ)、クリームヒルト
オムレツについてたずねた後、クリームヒルトを見かけて、声を掛け、再び席に着いた頃だろうか。
アコーディオンの演奏で少々聞こえにくかったが、アンネリーゼの声を耳にして、その内容に小さく眉を上げる。

……50年、そして懐かしむような口調。

なんとなく年若いように思っていたが、案外年上の人なのだろうか。
だとしたら失礼な質問だったかな、などと思考が過ぎる。

(老舗の味、か。)

いずれにせよ女性の年齢を詮索するのはあまり褒められたことではないだろう、思考を目の前の珈琲に切り替えて。

長い髪を梳きながら考える。……珈琲。
彼にとっての珈琲は、前線で初めて飲んだ支給品の粗悪品で、それこそ"泥水のような”味だったのである。

とはいえ、店の雰囲気や紅茶の味、アンネリーゼの言葉と目の前の珈琲の香り、やはり違うものだろうか。

「……やっぱりコーヒーも、種類や淹れる人の技量で色々と変わるんでしょうねぇ。」

梳いた髪を両手で流すと、興味深そうな視線をクリームヒルトへ、そして本から目を離さない様子のアンネリーゼへと向けた。

[ 19 ] Garam - (PL発言) - 2012-02-14 22:08:44
>エレンさん
PCの発言でしたら、この場合アンネリーゼさん、なのかな……?今みたいにPLとして話す場合はPL名になります。

[ 20 ] Ellen=Svanholm - (PL発言) - 2012-02-14 23:11:39
>Garamさん
 あ、すいません間違えてPL名で書いてました!
 今のは>>16はNPC アンネリーゼが発言したということでお願いします。
 あと追記
 「今日お客さんが多いのは雨が降っているからであって基本的には昼間は余り人がいません。 夜になると繁盛する、という感じです。」
 50年前に〜というのはアンネの見た目が20前後なのにおかしい、ジョークがどうしても本当にしか聞こえない!的な演出がしたかったからです"(情報に若いを追加しました) 

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