フェルデンクライス診療所

[ 1 ] Dr.ストーム - 2011-01-01 18:55:27
「これで良し。」

ある晴れた日。
放置されていた『祟り家』を借りた家主が、数日かけて綺麗にした「我が家」を、看板を取りつけることによって、「我が診療所」へと変化させた。
彼は「我が診療所」を見上げて、うーんと唸る。

「うむ、素晴らしい。良いものじゃないか、我が診療所は。」

満足げに頷いて、改装のため雇った青年と手を振って別れた。
しかし、「おお、そうだ」…と、何かを思い出したらしく手を打って、中へ。少ししてから、ある一枚の羊皮紙を、杖の先に集めた魔力で浮かせて出てきた。
それから、その羊皮紙を、通りに面した外壁にはりつけ、にやりと笑う。

「よし、フェルデンクライス診療所、開業だ!」

扉に掛けられた『Close』の看板をひっくり返せば、『Open』が現れた。

(p:というわけで、よろしくお願いしますー。知人かどうかを問わず、お気軽にどうぞ。情報欄の『張り紙』は解消、または気分で時々変化します。)

[ 2 ] Dr.ストーム - 2011-01-03 16:18:26
傍を通ろうとした地元の者は、綺麗に姿を変えた『元・お化け屋敷』を見て、目を見張った。その人が、『へえ、診療所…』と呟けば、『所長』は、ぴゅ、とそちらに飛んでニタリと愛想笑いをした。

「この度開業しました、フェルデンクライス診療所です。どうぞご贔屓に…」

通行人は、曖昧に笑い返して、張り紙を見て立ち去った。
『所長』はそれを見送ると、開けっぱなしの入り口をくぐって、中へ。
そして、カウンターの上へ座った。
灯りの吊された天井から、内装へ。視線を移動させて、一人でまたニタリと笑った。

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